階戸瑠李さん 急死「半沢」好演で話題になったばかり 死の2日前には生放送に出演

 女優の階戸瑠李(しなと・るり)さんが持病のため、8月28日に死去していたことが31日、分かった。31歳。石川県出身。葬儀・告別式は遺族の意向で、親族のみで執り行う。8月16日に放送されたTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜、後9・00)で、帝国航空からの架空発注などを受けていた「丸岡商工」の女子社員役を好演し、話題となったばかりだった。

 映画、ドラマの出演作が多数待機しており、女優としての飛躍が期待されていた階戸さんが突然、旅立った。

 関係者によると、階戸さんは一人暮らしで、自宅にいたところ持病の発作が起き、事故に遭ったとみられる。連絡が取れないことを心配した家族が駆けつけ、亡くなっているのを発見した。所属事務所のツイッターでは「(元々、てんかんを少し有しておりましたが、現在確認中となります)警察からも、事件や自殺の可能性は無いものと判断されています」と説明している。

 最後の仕事は8月26日で、AbemaTV競輪チャンネルの生放送。29日には映画「東京の恋人」の舞台あいさつに参加予定だったが、当日になって映画の公式ツイッターで「本日、リモート舞台挨拶で出演予定の階戸瑠季さんは都合により参加出来なくなりました」と告知されていた。

 階戸さんはグラビアアイドルとして活躍し、近年は女優として園子温監督の「東京ヴァンパイアホテル」(2017年)、「新宿スワン2」(同)「クソ野郎と美しき世界~ピアニストを撃つな!」(18年)に立て続けに出演。昨年はNetflixの大ヒットドラマ「全裸監督」に出演するなど、着実にキャリアを築いていた。

 毎日のようにツイッター、インスタグラムを更新し、亡くなる前日の27日にも6度にわたりツイート。六本木の映画館で、1人で映画「ブックスマート」を見たことを明かし、東京タワーの写真を投稿するなどしていた。

 ◆階戸瑠李(しなと・るり)さん 1988年10月30日生まれ、石川県出身。上智大学文学部卒。OLとして働いた後、芸能界入り。2013年、ミスFLASHのグランプリに選ばれるなどグラビアアイドルとして人気を博す。その後は俳優として活躍。近年の主な出演作に、ドラマ「全裸監督」(19年)、舞台「嫌われ松子の一生」(主演、19年)、映画「娼年」(18年)などがある。身長162センチ。血液型A。特技は剣道(初段)。

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