三山ひろし「デビュー11年目にして観客0人」…無観客ホールコンサート

 無観客コンサートを行った三山ひろし=東京・保谷こもれびホール
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 演歌歌手の三山ひろし(39)が21日、都内で無観客ホールコンサートを行った。新型コロナウイルスの影響を受け、三山は8月末までにチケット販売した公演56本が中止または延期となっている。三山は「コロナで本来の形のコンサートができない。そこでコンサートの現場と同じステージをやってみよう」と開催の意図を説明。無観客ながら生バンドを入れ、衣装も新品を用意するという気合の入れ方だった。

 三山がコンサートで歌うのは2月26日の大阪公演以来。「(無観客は)寂しい限り。戸惑いもありますよね。半年ぶりに歌うので緊張もしています」と心境を明かした。デビュー当時のコンサートは客席が半分ぐらいしか埋まらないこともあったそうで、三山は「デビュー11年目にして観客0。原点に戻ってという気持ちにもなる。もう一度考える機会を神様が与えてくれたんでしょう」と前向きにとらえた。

 コンサートでは、新曲「北のおんな町」、代表曲「望郷山河」「お岩木山」など全29曲を披露。バックステージの映像と合わせ、11月4日にライブDVDとして発売される。三山は「無観客のライブDVDは初めて。今年しかできない、思い出に残るDVDです」とアピールした。

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