ひふみん、藤井二冠と対戦したら「互角に戦えます、控えめに言って」
将棋の加藤一二三九段が21日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。今でも、藤井聡太二冠とは「控えめに言って互角に戦えます」と語り、宮根誠司らを驚かせた。
番組では前日に終わった王位戦について特集。加藤九段もリモート出演した。
加藤九段は藤井二冠に「研究派の天才」と絶賛。ただ、今後の課題として「まだ(藤井二冠は)2つぐらい研究してない形があるんです、身につけてない形がある」と指摘し、「もしひふみんと戦ったら、聡太さんが知らない得意な作戦で、互角に戦えます」と語った。
これに宮根は「今でも?」と驚くと、加藤九段は涼しい顔で「そうですよ。よく聞かれます。今でも聡太さんと戦ったら?と。互角に(戦える)と言ってます。控えめに言ってですよ」とサラリ。
そして「理由も根拠もある」として「2つぐらい得意な作戦、藤井さんはその作戦を身につけていない。この得意な作戦をぶつければ…」と自信満々。
これに豊川孝弘七段は加藤九段が60代だった頃に対戦した時のことを振り返り「研究していった序盤で、加藤先生が研究よりすごい手で…。70歳近いのに研究してるんだと…」と感心。
加藤九段は豊川七段が「得意な作戦」を言ってしまうのではないか?と慌てたが、そうではなかったことに胸をなで下ろし「はっきり言って、これは企業秘密です」と作戦の手の内は見せず。宮根は「ドリームマッチ、見てみたい」と対局が実現することを願っていた。