現役タカラジェンヌ、三浦さん遺作で26年ぶり連ドラレギュラー出演 美貌の星蘭ひとみ

宝塚歌劇団・星蘭ひとみ
「おカネの切れ目が恋のはじまり」の出演者 星蘭ひとみは上段左から2番目(C)TBS
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 宝塚歌劇団専科娘役の星蘭(せいら)ひとみが、7月に亡くなった俳優の三浦春馬さんが出演するTBS系新ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(9月15日スタート)で、三浦さん演じる浪費癖のある猿橋慶太の元カノ・聖徳まりあを演じることが18日、同局から発表された。

 星蘭は2015年入団の若手で、スラリとしたプロポーションと華やかな美貌が人目をひく。同年放送のNHKドラマ「経世済民の男 小林一三」にタカラジェンヌ役で出演。7年目までの生徒で上演される新人公演では、「ベルリン、わが愛」(17年)、「ANOTHER WORLD」(18年)で2度ヒロインを務めた。

 2019年12月23日付で星組から専科に移動し、映像を中心に活躍することが発表されていた。その間、舞台の芝居と映像の芝居は違うことから、「いろいろと準備を進めてまいりました」と鍛え直したことも明かした歌劇団。「おカネ-」が地上波第1弾となる。

 宝塚では1956年に映画専科が設立され、故八千草薫さんや、元参院議長の扇千景さんが所属。映画専科がなくなったあとも、1970年後半~80年代前半には遙くららさんが数々のテレビに出演し、NHK連続テレビ小説「ぴあの」(94年前期)のヒロインを純名里沙が演じたり、鮎ゆうきがTBSのドラマに主演した。また黒木瞳も情報番組のアシスタントを務めたこともあった。

 だが近年は単発での歌番組出演や、ドラマではタカラジェンヌ役などの出演がほとんど。情報番組にレギュラー出演したり、連続ドラマに出演することはなくなった。

 宝塚歌劇団の現役生が連続ドラマにレギュラー出演するのは、26年ぶりになる。

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