俳優・高橋克実が１０日、ＭＣを務めるフジテレビ系「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」に出演。東京から青森市に帰省した６０代男性の生家に「何を考えてるんですか？」「さっさと帰ってください！！」など、帰省をとがめる内容の紙が投げ込まれた騒動についてコメントした。

　男性は墓参りなどのため、５日に帰省。自主的にＰＣＲ検査も受けていた。

　高橋は「んー、やっぱり、今ネットで誹謗中傷ってありますけど、どうみてもこれ、書かれてる人（書いてる人）、若い人じゃなさそうだから、何だろう、年齢問わず、こういう世の中になってきてるんだな…。すごい悲しいですね、同じ町の人なのに…」と近年、ネット上での誹謗中傷が社会問題化しているが、ネットを利用している世代だけでなく、その上の世代の人によると思われる中傷に胸を痛めた。

　そして「何でこんなことを言われなきゃいけない…、ＰＣＲを受けてようが受けてまいが、墓参りに帰るぐらい、何で許してもらえないんだろう…。今のこのコロナがあっても…そういう人の気持ちのあり方…」と憂いた。

　もう１人のＭＣ、安藤優子キャスターも「もし私がこういうチラシ（紙）受け取ったら、ものすごい傷つくし、嫌な気持ちになると思いますけど」と話し、「やっぱりコロナが拍車かけてますよね、なんかいやーな気分」と口にしていた。