藤井棋聖18歳初星 鈴木九段に完勝、順位戦3戦全勝

 藤井聡太棋聖(18)が、東京・将棋会館で行われた第79期順位戦B級2組3回戦で、鈴木大介九段(46)を103手で破った。今月19日に誕生日を迎えたばかりの藤井棋聖は、24日の竜王戦決勝トーナメントで丸山忠久九段(49)に敗戦。この日が“18歳初星”となった。

 中盤からリードを保ち、そのまま押し切った。終局は午後7時25分。鈴木九段が3時間以上時間を残す、藤井棋聖の完勝劇となった。B級1組には3人のみが昇級できる厳しい戦い。3戦全勝とした藤井棋聖は「序盤としてはいい星になった」と素直に喜んだ。

 来月4日からは、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第3局を神戸市で行う。現在2連勝中で、勝てば王手となる。

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