小林幸子「90歳でも歌う!」15年ぶり邦画出演 主人公に感銘
歌手の小林幸子(66)が23日、都内で行われた映画「瞽女 GOZE」(8月8日から新潟で先行公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
三味線を奏で、語り物を歌いながら各地を門付けして歩いた、実在の盲目女旅芸人のヒューマンドラマ。同作の舞台と同じ新潟出身である小林が、15年ぶりに邦画に出演した。
新型コロナウイルスの影響もあり、キャストたちもこの日初めて完成した同作を鑑賞。涙をぬぐう小林は「本当にいい映画で泣いちゃって、(舞台袖で)お化粧を直していたけど間に合わなくて…」と苦笑いした。
同作の主人公である小林ハルさんは“最後瞽女”として各地を巡った。現在66歳の小林は「(ハルさんは)90歳でも声がしっかり出ていた。私も新潟県人として90歳以上まで歌えるようにしたいです」とハルさんの生き方に感銘を受けていた。