慶大准教授・若新氏、慰安婦巡る疑惑に「間違い認めるべき」

 慶応大学特任准教授の若新雄純氏が23日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、資金を巡る不正が報じられている韓国の元慰安婦支援団体「正義記憶連帯」(正義連)に苦言を呈した。

 番組では、5月に韓国で報じられた疑惑について特集。「正義連」について「2018年の寄付金が約5600万円だったにもかかわらず、元慰安婦支援に使われたのは200万円」「国などから補助金を受け取っていたにもかかわらず、会計帳簿上は収入が0となっている」と報じられている。

 また、「正義連」の前理事長で、現在は国会議員となっている尹美香(ユン・ミヒャン)氏についても「娘の留学費用に寄付金を流用した」「元慰安婦のための建物の管理費として、父親に650万円を支給」「寄付金でマンションを購入した」といった疑惑も伝えられている。

 韓国には国会議員の不逮捕特権があるが、尹氏が警察から呼び出しすら受けていないことを疑問視する声もある。メーンMCの大下容子アナは、数々の疑惑が報じられるきっかけが、尹氏とともに活動を続けていた元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが「利用された」と告発したことだったとあらためて伝えた。

 若新氏は「正しいと思うものがあるなら、それを守るためにも、その過程で犯した不正については自ら厳しく排除していかなければ、すべてがグチャグチャになってすべてが悪ってなってしまいますから」と問題が泥沼化していることを危惧。「(正しいことを)積み上げてきた自負があるなら、自分たちの間違いも認めるべきで、それこそが正義じゃないですか。非を認められない正義は正義を語っちゃいけない」と切った。

 さらに、ジャーナリストで東海大学教授の末延吉正氏は「おばあさん(李容洙さん)が『おかしい』って言ったんだから。そのことに対して人間として何も答えていない。それでものを政治的に処理しようとする。基本的に間違えてますよ」と厳しかった。

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