吉村知事 大阪府のTikTok340万回ヒット「伝えると伝わるは違う」

 ByteDanceの山口琢也執行役員(右)と事業連携協定した吉村洋文大阪府知事=大阪府庁
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 大阪府の吉村洋文知事(45)が21日、大阪府庁で新型コロナウイルス対策に関連したICT企業・団体との連携会合に参加し、情報発信強化のための意見交換を行った。

 大阪府は4月29日にショートムービー・プラットホーム「TikTok」に公式アカウントを開設し、これまで新型コロナ対策を呼びかける動画6本を配信。うち3本には吉村知事が出演している。運営会社・ByteDanceの山口琢也執行役員は「のべ340万回再生の大ヒット」と明かし「大阪府民だけでなく、全国の人々が動画を通じてコロナ対策を学んでいただいた。動画は短い間にストレートに伝えられる」と評価した。

 吉村知事は「新型コロナ対策を若い人に伝えるために協力いただいた。休校など、若い世代にピンポイントで伝えたいことがたくさんあった。僕どうこうではなく、媒体の協力がないと伝わらなかったと思う」と感謝。また「伝えると伝わるは違う。大阪府には広く伝えるホームページもあるが、どうやったらピンポイントで中高生にメッセージを分かりやすく届けることができるか。役所が不得意な分野でもある。伝わるやり方を協力いただきたい」と話した。

 ほかに飲食情報サイト「ぐるなび」では大阪コロナ追跡システムや感染防止宣言ステッカーの情報発信を支援するなど、8企業・団体との連携を締結した。

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