大河「麒麟がくる」30日撮影再開 放送再開は収録再開後の状況を見ながら判断

 NHKは9日、新型コロナウイルス感染拡大のため4月1日から撮影を休止していた長谷川博己(43)主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜、後8・00)が、今月30日から収録を再開することを発表した。同作は現在、収録済みストックがなくなったことから、今月7日放送の第21話で一時中断している。

 気になる放送再開のメドについて、NHKは「収録再開後の状況を見ながら判断」とした。撮影は、同局の「感染防止のための制作マニュアル」に沿って進めていくことになるが、芝居の中でも原則ソーシャルディスタンスを確保するなど手探りの部分も多い。関係者は「初めてのことなので試行錯誤しながらやっていくことになる」と話す。従来より撮影時間を要することも予想され、「年をまたぐという話もある」と話す関係者もいる。一方で、撮影再開から約1カ月後の7月26日から第22話をオンエアし毎週放送できれば、最終話が12月27日となり、予定の全44話を年内で完結できる。

 主演の長谷川はNHKを通じ「全44回、何とか放送していきたいと思っておりますので、今後の『麒麟がくる』明智光秀ミステリーの顛末を、楽しみに、どうかおおらかなお気持ちでお待ち頂ければ」と願いを込めた。

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