デーブ「テラハ」を「ヤラセハウス」扱い ネットでは疑問視する声も

 タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが31日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、フジテレビ系で放送されていた「テラスハウス」を「ヤラセハウス」と発言した。

 番組では「テラハ」に出演していたプロレスラー・木村花さんが23日に22歳で亡くなったことを取り上げた。デーブは海外にも多くのリアリティーショーがあり、これまでに出演者40人以上が自殺していると報告。さらに「よく検証されるのが、番組がガチなのか演出なのかということ。今回の番組(『テラスハウス』)ははっきり言って『ヤラセハウス』と言っていいくらい」と断定した。「一緒に暮らしてないんです。果たして洗濯機すら一緒に使うかどうか疑問が残る」とツッコんだ。

 木村さんは、リングコスチュームを洗濯機に入れたままにして、それを別の住人が誤って乾燥機にかけて縮んでしまったことで激怒。これをきっかけに視聴者から激しく非難されたとされている。

 デーブは「割り切って『そんなもんだ』と楽しめる、そういうメディアリテラシーで見られればいい」と冷静な目線の必要性を説いた。イギリスやアメリカではリアリティーショーのあり方が大きな問題になっており、今では専門家のカウンセラーが番組を監視していると説明。放送のシーズン終了後には出演者を8カ月間ケアをすることも明かし「そこまでやらないとリアリティー番組はできない」とまじめに解説した。

 ネットでは「ヤラセハウス」という言い回しのうまさが絶賛される一方で、「今となっては(いじり方が)不謹慎」「番組側はヤラセを否定している」と疑問視する声もあった。

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