女子プロレス「スターダム」は２３日、所属する木村花さんが同日に死去したことを発表した。２２歳だった。木村さんは人気テレビ番組「テラスハウス」に出演中で、ＳＮＳなどで多くの誹謗中傷が届いていた。同番組で共演していたバスケットボール・Ｂリーグで活躍している田渡凌（２６）が２４日未明に自身のツイッター、インスタグラムを更新し、木村さんへの思いを綴った。

　同番組では田渡が先に卒業。「もっと寄り添えればよかった。お互い意地を張らず仲良くしておけば良かった。相談に乗ってあげられれば良かった。良い部分に目を向ければいくらだって修復できたはずだった。ギクシャクした関係のまま逝ってしまった。今まで後悔しないように生きてきたつもりだけど、花！元気？また仲良くしよーぜ！遊ぼうぜ！って言えたらって一日中ずっと思ってる。こればかりは本当に後悔してるし情けない」と、思いを綴った。

　そして、木村さんに向けられていた誹謗中傷にも言及。「正直俺も毎日散々誹謗中傷されてるし仕方ないって思って向き合ってるよ。でもなんで毎日我慢しなきゃいけないの？俺は気にしないけどそれに耐えられない人もいるんだよ」と明かし「おかしいって。絶対おかしいって。マジでありえないって。常識だって。そんなレベルの事がわからないって大問題だって。会った事もない、ただ画面上で見ただけの人達をどうしてそんなジャッジできるの？直接嫌な事でもされたの？なにがわかるの？そんなに偉いの？自分は完璧なの？どんな思いで毎日必死に一人一人生きてるか知らないじゃん。悩みがあるか知らないじゃん。過去があるかとか知らないじゃん。良い加減言っていい事と悪いことくらいわかろ。もう二度と見たくない。他人の人生あーだこーだ言う前にさ、まず自分の人生を生きてくれ」と、心から訴えた。

　そして、木村さんに向けて「ご冥福をお祈りします。Ｒｅｓｔ　ｉｎ　ｐａｒａｄｉｓｅ　Ｈａｎａ」と、綴った。