女性アイドルグループ・乃木坂４６が１７日、『乃木坂４６時間ＴＶ　アベマ独占放送「はなれてたって、ぼくらはいっしょ！」』（６月１９日、後７・００）の記者会見をオンライン上で行った。メンバー４５名が別々の場所から参加するという、同グループ史上初の会見。新型コロナウイルスの感染拡大で、芸能界も大きく影響を受けている状況だけに、齋藤飛鳥（２１）は「今やるっていうのがすごく大事」と意義を強調した。

　コロナ禍でスタジオ収録やロケが大幅に制限される中、過去３回放送した大人気番組の第４弾が決定した。５月に卒業予定だった白石麻衣（２７）を除くメンバー４５人が一堂に会しての、４６時間の生放送が敢行される。

　乃木坂４６も今年に入り、ライブやイベントが軒並み中止に。“代名詞”とも言える握手会も当然、開催できない状況が続いており、ファンと触れ合う機会はなかなか訪れない。だからこそ、齋藤は「落ち着いてからじゃなくて、今やるっていうのがすごく大事」とキッパリ。梅澤美波（２１）も「この時期にやるのはすごく挑戦的なこと」と言葉に力を込めた。

　関係者によると当日は「３密」を避け、４５人それぞれがソーシャルディスタンスを保てる大規模スタジオからの放送を計画中。放送まで約１カ月あるが、担当者は「４５人が集えればそれに越したことはないが、まだ分からない。（放送までに）情勢も変わってくると思うので柔軟に対応する」とコメントし、リモート出演も「可能性としてはあるかもしれない」とした。

　メンバーそれぞれが考えたゲームや企画に挑戦する手作り番組。現時点では、メンバー各々が約１０分間の冠番組をプロデュースする「乃木坂電視台」や、深夜の恒例「人狼ミッドナイト」など４企画が用意されている。５日に２０歳を迎えた与田祐希は「“脱・子供”できるように頑張りたい」と気合十分。生田絵梨花（２３）は「４６時間ＴＶのために１００時間くらい費やして（準備して）いることがある」とアピールした。