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築地容子さん13年に死去していた 歌手、女優で活躍、関係者の連絡で判明

 「第37回日本歌手協会歌謡祭」で熱唱する築地容子さん=2010年10月
「日本の流行歌スターたち(27) 築地容子」のジャケット写真
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 戦後の日本を歌声で彩り、第9回NHK紅白歌合戦(1958年)に出場するなど活躍した歌手の築地容子(つきじ・ようこ=本名・西原利枝)さんが、2013年12月15日に死去していたことが21日、分かった。82歳。晩年はレコード会社や事務所などに所属せず第一線から退いていた。22日発売の全曲集「日本の流行歌スターたち(27) 築地容子」(ビクター)に付属するライナーノーツで初めて公表された。

 関係者によると、全曲集制作にあたり、担当者が日本歌手協会を通じて本人への連絡を試みて死去が判明したという。担当プロデューサーは「日本の歌謡界において輝かしい活躍をされた方。すばらしい歌声を後世に伝えていくと同時に、亡くなられたことも公表することで歌手人生の軌跡を残したい」と経緯を明かした。

 築地さんは1931年7月12日生まれ。東京都出身。高校卒業後に東京の劇場「ムーラン・ルージュ新宿」で芸能活動を開始。長身と美貌で人気となり1950年に姫路リエ子の芸名で映画「恋しかるらん」で女優デビュー。54年には覆面歌手の「金色仮面」として素性を明かさないまま「ジャニー・ギター」でデビューして大きな話題に。続けて「セレソ・ローサ」などがヒットした。その後、一般公募した芸名の築地容子として活動。シャンソンや邦楽曲、洋楽のカバーを歌うポップス歌手として昭和30年代に美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみらと人気を博した。

 晩年は兵庫県内で暮らし、店を経営しながら関西を中心に音楽活動をしていた。11年には大阪市内で東日本大震災チャリティー公演にゲスト出演し元気な歌声を披露していた。

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