梅沢富美男 若者は「女装って言うのよ、俺のことを。女装趣味のジジイって…」とボヤキ
俳優の梅沢富美男(69)が21日、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」に出演し、最近の若者には女形として認識されていないことをぼやいた。
舞台公演のみならず、情報番組のコメンテーターやバラエティー番組で超売れっ子になった梅沢だけに若い世代にもよく知られてはいるが、「今の若い子は、役者さんだってことは分かってるらしい。それとうるせえ変態ジジイってのは分かってるらしい。ただ女形をやってるってのは知らない」という。
テレビ朝日「徹子の部屋」で女形を踊ったところ、「あのジジイがこんなことするんだと大騒ぎになった」ものの、「女形って言わないで、女装っていうのよ、俺のことを。女装趣味のジジイって書いてあった」とボヤキ節。
「女形も分からない。もう女装。こないだ駅に若い子たちに囲まれて、高校生に。『梅沢さん、女装キレイでした』。『女装って言うな!』」と、高校生たちとのやりとりを振り返っていた。
梅沢は20代半ばだった70年代中盤、女形の美しさで大衆演劇のスターに。「下町の玉三郎」と称された。82年にはシングル「夢芝居」が大ヒットし、翌83年のNHK紅白歌合戦に出場。82年のドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」も高く評価され、大衆演劇の枠を超えた存在になった。
