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Zoom上映会を映画監督が開催 コロナ禍で上映会中止や映画館閉館で

 昨年の「あいち国際女性映画祭」でイクメンをテーマにした作品「わたしのヒーロー」でグランプリを獲得した佐藤陽子監督が18日、テレビ会議用システム「Zoom」を利用した映画上映会を行った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、各地の映画館が次々と閉館している中で「エンタメの火を消さない」と試験的に実施したもので、国内やドイツなど海外からの15人の映画ファンが参加した。動画共有サイト「Vimeo」を使った上映後に、同監督と参加者が「Zoom」で交流し、作品の感想共有や、同監督から制作意図が披露された。

 新たな試みに挑んだ佐藤監督は「オンラインのおかげで地域を超えて集うことができた。エンタメの火を消さないという思いが実現できてよかった」と手応えを口にした。「もちろん(映画館で見る)文化は大切にしたい」とし、今上映会も映画は各参加者の端末でオンライン視聴するため、上映環境がネット環境に左右されるという課題はあった。一方で、現状をふまえて「コロナ後に(映画界が)どうなっているのか危機感はある。火が消えてしまう前に、とろ火でもいいからともし続けたい」と言う。

 この上映会は佐藤監督とエンターテインメイト分野に詳しい岡筋泰之弁護士が共催したもので、スポンサーを募って新たな自主映画の上映方法を模索しているという。同弁護士は「無料のままだと(業界は)干上がってしまう。収益化は大切」と説明。双方向交流ができる新たな鑑賞スタイルとして可能性を探っていく。

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