松田るか 朝ドラ女優はジロリアン ラーメン二郎で成長マシマシ

 幅広いジャンルで飛躍を誓う松田るか(撮影・園田高夫)
 幅広いジャンルで活躍を誓う松田るか(撮影・園田高夫)
ラーメン二郎
3枚

 NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、前8・00)が、きょう23日から最終週を迎える。石井真奈役で朝ドラデビューを果たした女優の松田るか(24)が物語を支えるキーパーソンとして奮闘中だ。これまで個性的な役どころを怪演して知名度を上げてきたが、「スカーレット」では平凡な女子を熱演。初めての朝ドラ現場に学びながら“静と動”を使い分ける女優へと成長する女優の今に迫った。

 高視聴率のまま最終週に突入する「スカーレット」。松田演じる真奈は、戸田恵梨香演じるヒロイン喜美子の長男、武志(伊藤健太郎)に思いを寄せる役柄。ラスト週で描かれる2人の関係は、物語のキーになっている。

 松田自身は、朝ドラで“脱皮”を果たした。これまで「仮面ライダーエグゼイド」のポッピーピポパポや「賭ケグルイ」の皇伊月など奇抜な役が多かった。それだけに今作では、武志が通う窯業研究所の職員という“平凡女子”を演じる姿に「るかちゃんが普通にしゃべっている」と話題。ワンパターンにとどまらない演技の振り幅を朝の食卓に見せつけている。

 目標の一つだったという朝ドラ出演を「ラッキー」と喜ぶ松田は、「変顔とかピンク髪とか今まで演じてきた役のイメージとは違う役で演じがいがあります」と新境地に心を躍らせた。

 一方、2月から途中参加で踏み入れた朝ドラの現場で自分の“未熟さ”を痛感した。

 「朝ドラ以外の仕事もあるのに戸田さんは全部こなしてセリフが飛んでいない。大変な時でも話し掛けてくれる。朝ドラヒロインになりたい気持ちはあるのですが、今の私には足りない物が多い。まだまだできないなと自信を無くしました」

 主演が見せる実力と気遣いを気付かされたことで、ターニングポイントを迎えている。

 撮影を終えた松田が向かう先は「ラーメン二郎」。ライダー時代からラーメン屋巡りが趣味で、モリモリ野菜&こてこて脂が特徴的な二郎に夢中。店舗ごとに特徴をメモするジロリアンで「関東圏のラーメン二郎制覇」を目標に掲げる。「ニンニク臭がすごいので、スケジューリング管理が大事。二郎を制覇しつつ仕事では一つでも多くの作品に出演して結果として満足できる自分でいたい」。こってりラーメンを“エネルギー”にこれからも女優道を突っ走る。

 ◆松田るか(まつだ・るか)1995年10月30日生まれ。沖縄県出身。小学生の時に地元でスカウトされ、14年に上京。同時に女優として活動を始め、16年にテレビ朝日系ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」でヒロイン役に抜てきされる。ヒロインの仮面ライダー変身が話題になった。主な作品は「賭ケグルイ」(18年)「億男」(18年)など。趣味は仮面ライダー撮影時にハマったというラーメン二郎巡り。

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