新型コロナウイルスの感染拡大防止のために初日公演が延期となった、俳優・渡辺謙(60)の主演舞台「ピサロ」が20日、東京・PARCO劇場で開幕した。当初は13日からの予定だった。感染予防対策としてサーモグラフィーを設置し、観客の体温チェックを行った。渡辺は3度のカーテンコールで万雷の拍手を浴びた。
また、14日の初日公演が延期となっていた、女優・今泉佑唯(21)の主演舞台「あずみ~戦国編~」もこの日から、東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演。入り口には次亜塩素酸水のゲート型噴霧器を設置し、幕あいの休憩時間には、舞台後方の5メートル四方の搬入口を換気のために開放した。