菅直人氏 すべての発端は安倍首相の「辞める」答弁…自殺した近畿財務局職員手記

 菅直人元首相が19日、ツイッターにビデオメッセージを投稿。森友学園の国有地売却問題を担当していた財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが、森友学園問題で文書改ざんを強制されて自殺に追い込まれたとして、妻が国と佐川氏に損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことについて「すべての発端は安倍総理の答弁」と指摘した。

 菅氏は「今日は財務省職員であった赤木さんの遺書についてお話したいと思います」とし、「財務省職員であった赤木俊夫さんが自ら命を立つに至った経緯を見てみますと、すべての発端は国会で、昭恵夫人の、国有地取引への関与を聞かれた安倍総理が2017年2月17日、『私や妻が関係しているということになれば、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい』と答弁したことから始まっています」と断言。

 「この答弁を受けて、佐川理財局長が安倍総理夫人の名前が繰り返し記されていた公文書の改ざんを指示したということが、赤木さんの遺書から明らかになりました。国会に、佐川元理財局長を証人としての出席を求め、二度とこうした悲劇を起こすことがないように、徹底的に解明することが必要です」との考えを述べた。

 赤木さんは手記で、「決裁文書の調書の差し替えは事実です。佐川局長の指示です」としている。

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