岩本勉氏“親友”松島茂アナの死去に涙「頑張りました。頑張りました」最後のプロ野球実況も流される

 文化放送は24日、同局所属の松島茂アナウンサーが23日に肺腺がんのため47歳で死去したと発表した。07年2月から出演していた同局の「岩本勉のまいどスポーツ」(月曜、後6時)では、公私で関係が深かったパーソナリティの野球解説者・岩本勉氏ら、松島アナにゆかりのある人たちが思いを語った。

 岩本氏は冒頭で松島アナが死去したことが伝えられると、「頑張りました。頑張りました」と振り絞った。72年3月生まれの松島アナは早生まれで、71年5月生まれの岩本氏とは同学年。「松っちゃん(松島アナ)ね。ラジオを教えてくれたんですよ。初めにラジオ教えてくれて。球場で会った時に『同級生やからよろしく』言うてね。いきなり気さくにはなしかけてくれて。気がついたらね。僕の親友の1人やったんですよ。親友って、そんなぎょうさんおらんけど、松っちゃんはその1人なんですよ」と声を震わせながら吐露した。

 松島アナは、昨年12月から療養に入っていた。「最後まで『絶対復帰するから』言うて、よう頑張ってくれてたんですよね。2週間前、最後に握手した時も握力もしっかりあったんすよ。せやから、ね…。病院の先生の言うことを信じて、僕も復帰を待っとったんですけど…これはもうしょうがないんで。いるメンバーで彼のためにも全力で放送を頑張ろうと思ってます」と懸命に語った。

 番組は予定を変更して、今回と次回で松島アナを追悼する特別な内容で放送される。今回は、コラムニストのえのきどいちろう氏や、駅伝の取材をきっかけに親交があった元東洋大の“2代目・山の神”柏原竜二氏が出演し、松島アナをしのんだ。中継などでタッグを組んでいた野球解説者で元西武監督の東尾修氏は電話で思いを述べた。

 この日のエンディングでは、最後のプロ野球実況となった昨年の10月22日、日本シリーズ第3戦「巨人-ソフトバンク」を伝える松島アナの声が流された。

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