嵐 北京公演断念 新型コロナウイルス感染拡大で苦渋の決断 メンバー動画で報告

 人気グループ・嵐が17日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、今年4月に開催を予定していた中国・北京での公演を断念することをジャニーズ事務所の公式サイトで発表した。嵐のメンバーはこの日、中国版SNS「Weibo(ウェイボー)で、公演の中止を動画で報告した。また、コンサートの会場として、2008年の北京五輪でメインスタジアムとして使用された北京国家体育場(通称・鳥の巣)が用意されていたことも発表された。

 嵐は今年、「日中文化・スポーツ交流推進年親善大使」を務める。日中友好の架け橋として大きな期待を集めていたコンサートだったが、世界的な感染拡大に苦渋の決断を余儀なくされた。

 華々しく行う予定だった北京公演の無念の中止。ジャニーズ事務所はこの日、公式サイトに「嵐 北京公演についてお知らせ」と題した書面をアップ。「この度の新型コロナウイルスの感染が拡大している状況に鑑み、関係各所の皆様と協議を重ねた結果、今回の開催は断念することになりました」と報告した。

 発表を受け、5人は「Weibo」に動画を配信。リーダーの大野智(39)が「今日は僕たち嵐から、皆さんに報告があります」と切り出し、櫻井翔(38)が「今年4月に北京国家体育場、通称・鳥の巣でコンサートをさせていただく予定で準備を進めていましたけれども、今回は断念することになりました」と伝えた。

 松本潤(36)は「2008年以来の中国公演を、僕たちもとても楽しみにしていました」とし、相葉雅紀(37)は「楽しみにしていてくださった皆さま、本当にごめんなさい」と謝罪。二宮和也(36)が「一刻も早く、皆さんの生活が平穏な日々に戻ることを祈っております」と被害を気遣い、締めくくった。

 公式サイトでも「鳥の巣」が会場であったことを明かし、「今回の結論につきまして、何卒ご理解を賜れますと幸甚に存じます」と理解を求めた。

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