シンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者（５０）が、覚せい剤取締法違反（所持）と医薬品医療機器法違反（所持）の疑いで逮捕され、一夜が明けた１４日、槇原容疑者の作品を取り扱うメーカー各社は、協議を重ねるなど対応に追われた。ＣＤの出荷停止や回収、デジタル配信停止が検討されているが、決定には至らず、配信チャートでは槇原容疑者の関連ソングが上位に浮上。槇原容疑者は同日朝、送検された。

　ＣＤショップはメーカーからの“指示待ち”の状況に陥っている。大手チェーンのタワーレコードはこの日も、槇原容疑者の関連商品を店頭に陳列。担当者によると、メーカー側から連絡は来ていないといい、「弊社といたしましては、ご本人の残念な報道と作品は関係がないと考えておりますが、メーカーからの案内があれば協力させていただきます」と明かした。来月リリースの新アルバムの予約も、現段階では続けており、「大物アーティストですので、それ相応の数の予約が入っていると思います」と話した。