小沢氏「国語を破壊」首相答弁「募ってはいるが募集はしていない」を菅官房長官が容認

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が30日、公式ツイッターを更新。安倍晋三首相が地元事務所名で「桜を見る会」を含むツアー参加者を募る文書が地元有権者に送られていた問題を問われて「幅広く募っているという認識で『募集』という認識ではなかった」とした答弁について、菅義偉官房長官が「そのとおり」と容認したことを引用して「国語を完全に破壊。辞書まで改竄するつもりだろう」と突っ込んだ。

 小沢氏は「悪い裸の王様に群がる悪いお友達。もはやこの国は童話の世界」と切り出した。「募ってはいるが募集はしていない」の首相答弁はツイッターのトレンドワードとなり、「腹は減っているが、空腹ではない」「馬から落ちたが、落馬ではない」「頭は痛いが、頭痛ではない」といった、日本語の間違った使用例の投稿がSNSで相次いだ。

 発言内容以前に「募ってはいるが募集はしていない」という文言は日本語としておかしいという指摘が相次ぐ中、菅官房長官が「そのとおりだ」と太鼓判を押したことに対し、小沢氏は「国語を完全に破壊。辞書まで改竄するつもりだろう。子ども達が間違って言葉を覚えたら、どう責任をとるつもりか。『だって総理がそう言ったよ』」と皮肉った。

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