デフ・レパード 未発表ライブやレア音源多数収録の5枚組BOXを3・20発売

 アルバム「ヒステリア」(1987年)の記録的な大ヒットで知られる英ハードロックバンドのデフ・レパードが、新発掘ライブ音源やレア音源を多数収録した5枚組CDボックス「アーリー・イヤーズ 79-81」を3月20日にリリースすることが29日深夜、発表された。

 1stアルバム「オン・スルー・ザ・ナイト」(80年)の発売40周年を記念するもので、ボーカルのジョー・エリオットがプロデュース、ローナン・マクヒューがマスタリングを担当。エリオットは次のようにコメントしている。

 「たくさんのファンからリクエストされたので、その要望に応えたんだ! 今回は初期の曲を数多くのレア音源と共に新たなかたちでお届けできるので、本当に興奮している。ここに収録したレア音源の中には、新たに発掘されたオックスフォード・ニュー・シアターでのライヴもある。これは1980年のイギリス・ツアーで収録されたものだ……。このボックス・セットをまとめる作業はものすごく刺激的な経験だった。ファンのみんなが、俺たちと同じくらいこのセットを楽しんでくれることを願っている」

 5枚の内訳は次の通り。

 【ディスク1】「オン・スルー・ザ・ナイト」※リマスター。

 【ディスク2】2ndアルバム「ハイ&ドライ」(81年)※リマスター。

 【ディスク3】「『ブリティッシュ神話の果てに』ライヴ・イン・オックスフォード 1980/4/26」※初めて発表されるライヴ音源(ニュー・ミックス)。全16曲。

 【ディスク4】「トゥー・メニー・ジルバ」※未発表音源2曲、B面曲などレア音源14曲。

 【ディスク5】「ロウ-アーリーBBCレコーディングス」79年のアンディ・ピープルズ・セッションとフライデー・ロック・セッション4曲ずつ、レディング・フェスティバル音源5曲。

 デフ・レパードは今年、モトリー・クルーとのジョイント・ツアーを行うことを発表している。サポート・アクトはポイズンとジョーン・ジェットと、80年代のハードロック/ヘビーメタル好きにはこたえられない顔ぶれになっている。

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