“育休宣言第1号”の宮崎謙介氏 先輩議員からは「一生休んでろ」

 議員時代に「育休取得」を宣言した宮崎謙介氏が16日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演。育休を宣言した当時にあった先輩議員からの驚きのバッシングについて明かした。

 宮崎氏は国会議員時代の16年に育休取得を宣言したものの、週刊文春に不倫疑惑を報じられ、議員辞職した経緯がある。宮崎氏は「(育休は)取ってないです。宣言で辞職しましたから。複雑なことありまして」と苦笑し「(育休)宣言第一号です」と改めて説明した。

 宮崎氏によると、育休を宣言せずに取っている議員は「いる」というが「宣言することに意味があると思って、当時は(宣言)した」と振り返った。また宣言した経緯について「日本の中の出生率、女性活躍の両輪を同時に成り立たせるのは難しい」と感じていたことや「産んで下さい、育てて下さい、そして働いて下さい、男性がサポートできるのは育てるところかなと。共働きが当たり前となるこの時代、当時妻は国会議員で、ハードワーカー同士の結婚だったら当然男性が育児するのは当たり前のことかなと思って宣言した」と説明した。

 当時はまだまだ男性の育休についての風当たりは強く、特に先輩ベテラン議員からは厳しい言葉を受けたという。「2月に生まれたのですが、(前年の)夏頃から(育休を)考えていると言ったら『いいんじゃないの?』、でも年末にいよいよ本当に…となったら60オーバーの先生方から猛反発」にあったという。

 具体的な発言を聞かれると「一生休んでろ」「女、子供のことを政治に持ち込むな」と言われたといい「ちょっと引いた」と振り返った。

 「とくダネ!」では番組調査として、進次郎大臣の育休取得に賛成か反対かのアンケートを採ったところ、賛成が76%にものぼった。宮崎氏は「隔世の感がある。当時は半々だった」と驚きの声も上げていた。

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