伊藤英明「不気味がられた市川海老蔵さんに謝りたい」 丸刈りでお経特訓が話題に

 俳優の伊藤英明(44)が9日、東京・足立区の善立寺でTBS系主演ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(17日スタート、金曜後10・00)の制作発表に出席し、意外な人物に“謝罪”した。役作りのせいで歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)に、とあるうわさがたったといい「不気味がられた市川海老蔵さんに謝りたいと思います」と苦笑いした。

 僧侶であり、救命救急医でもある異色の主人公を演じるにあたり、伊藤は3年以上伸ばし続け、肩まであった髪の毛をばっさりと丸刈りに。昨年10月29日にスタッフらがハサミを入れる“断髪式”を行い、最後は自らバリカンで刈り上げた。

 並行して、この日の会場となったお寺の住職で仏事監修の新倉典夫氏を先生とし、クランクインの3カ月前から僧侶の所作や般若心経を猛特訓。般若心経を読むのは日課となり、主にジムのサウナで暗唱していたという。

 自身が髪を切ったエピソードは情報解禁が昨年11月14日だったため、ジムでは「市川海老蔵さんがお経を唱えている」と話題に。顔立ちや体格が似ているゆえの“フェイクニュース”だが、伊藤は陳謝。今ではすっかり誤解も解け、さまになった僧侶姿で「3年以上伸ばしていたので、すっきりしました。短いのが好きなので、気に入っています」と晴れやかな表情だった。

 同じ年で共演の中谷美紀(43)は「地獄の果てまでお供したいリーダー」と絶賛。この日の会見を見守った新倉氏は「伊藤さんは全国に7万8000あるお寺の中で、一番イケメンのお坊さん。(視聴者が)お寺に親近感を持ってくれることを期待しています」とうなずいた。

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