国母被告 ひげに黒スーツ姿 袖からはタトゥーも…「反省しています」声弱々しく

 米国から大麻を密輸したとして大麻取締法違反などの罪で起訴された元五輪代表のプロスノーボーダー、国母和宏被告(31)の初公判が8日、東京地裁で開かれた。

 国母被告は流通量が多いとされる大麻草ではなく、大麻ワックスと呼ばれるものを使用していたことにも注目が集まった。大麻ワックスとは、乾燥大麻の成分を濃縮させ固形化したもの。末端価格も大麻草よりも高価とされている。

 検察からなぜ、大麻草ではなく、大麻ワックスを使用したのか?と質問されると、「吸いやすい。喉が痛くならない」と使用理由を説明。誰から購入したのか?という質問には「黙秘します」と語った。

 国母被告はこの日はパーマをあてた短めの髪に、黒のスーツ、黒のネクタイを着用。アゴと鼻の下のひげを伸ばしていた。左手薬指に指輪をはめ、袖からタトゥーをのぞかせたいでたちで現れた。

 調書を読み上げられている間は視線を下に向けじっと聞き入り、受け答えの時にも基本的に感情は表情には出さなかった。「今回の件ですごくたくさんの方に迷惑を掛けて、反省しています。もうこのようなことはしません」と答えた。声は弱々しく、バンクーバー五輪での会見とは違い、言葉通り反省している様子だった。

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