「第７０回ＮＨＫ紅白歌合戦」（３１日、ＮＨＫホール）

　熱戦を制し、２－１で白組が優勝した。ゲスト審査員の上沼恵美子から優勝旗を受け取った白組司会の嵐・櫻井翔は「白紅関係なく最高のパフォーマンスをみせてくれたので胸が一杯です」と振り返った。

　惜しくも敗れた紅組司会・綾瀬はるかは「残念ですが、素晴らしいアーティストの皆さんの歌で、胸が一杯です。最高の年越しになりそうです」と頭を下げた。

　綾瀬は終了後の会見で「内村さんとコントをやらせてもらったのが楽しかった。ひそかな楽しみでした」と振り返った。リハーサルで「カミゼロ（司会でかまない）」を宣言していたが、自己評価について「最初は緊張したけど、落ち着いて伝えたいと思って心掛けた」と手応え。総合司会の内村光良も「大丈夫。ノーミスでした」とたたえた。

　次回も司会に挑戦したいかと問われ「今年負けたので４回目としたら次は勝ちたいです。悔しいですね」と改めて勝利へのこだわりをみせた。

　内村は「ずっと言ってるんですけど、来年は白組の司会をしたいです。優勝旗をもらいたいので」と、総合司会からの“くら替え”を望んでいた。