フェニックス美輪明宏 脳梗塞から復帰「どんなことがあっても蘇るんです」松潤も祝福

 9月11日に軽い脳梗塞のため入院した歌手の美輪明宏(84)が17日、都内で行われた明治「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019」の結果発表&新CM発表会に登場した。入院以来初めてイベントに出演、報道陣の前に姿を見せ、共演する嵐・松本潤(36)に「どんなことがあってもフェニックス(不死鳥)のように蘇(よみがえ)るんです」とはっきりした口調で語り、回復を印象づけた。

 重病での入院から3カ月、青いスーツに黄緑に髪を染めた姿でステージに登場した美輪は、ゆっくりだが確かな足取りで歩を進めた。

 この日は、2つのライバル菓子のどちらが好きか、8月からウェブなどで募集された“国民投票”で雌雄を決するイベント。美輪は「新たけのこ党」党首として「新きのこ党」党首の嵐・松本潤と向かい合った。

 トークショーでは、松本から「お元気になられてよかったです」といたわられると、「私はどんなことがあってもフェニックスのように蘇(よみがえ)るんです」とキッパリ。「でも、心配してくれてありがとう」と感謝した。

 結果発表前には、「たけのこの里へのみなさんの愛、しっかり受け止めました」などとトーク。多少、言葉がもつれる場面もあったが、元気な様子だった。投票結果が「新たけのこ党」の敗北と発表されると「すっごく悔しい」と顔をしかめ、ステージを降りる際は「ルンルン」と笑顔を見せた。

 美輪は発症以来、9~11月のシャンソンの全国公演を中止した。11月17日のTBSラジオのレギュラー番組で復帰していたが、表舞台はこの日が初めてだった。今月23日に東京・新橋の第一ホテル東京で「クリスマスディナー&トークショー」を開催予定。「回復に向かっているが、もうしばらく療養が必要」と、歌唱は披露せず、トークショーのみの構成となる。

 一方の松本は、党首としての勝利に「歴史的瞬間。小さいころから“きのこ派”だったので、すごくうれしい」と手放しで大喜び。それでも美輪に「ノーサイドという形でどうでしょう?」と呼びかけ、握手でライバル関係に終止符を打った。新CMはこの日からオンエア。

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