三田佳子 梅宮辰夫さんとの約束果たせず「必ず真鶴に遊びに行く」…冥福祈る

 映画「不良番長」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズなどで人気を博し、「辰兄(たつにい)」「辰ちゃん」の愛称で親しまれた俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため死去した。81歳だった。任侠映画で存在感を示したが、テレビドラマでもさまざまな役どころを演じた。親交のあった女優の三田佳子が梅宮さんとの思い出を報道各社に寄せた。以下は全文。

 「嗚呼、梅宮辰夫さんが・・・転居先の真鶴でママと3人で美味しい魚を食べたかったわね。私のデビュー作『殺られてたまるか』で共演して以来、東映のゴールデンコンビとして、『ヨッコ』『梅ちゃん』と呼び合いながら、60年歩んできた大切な同志」

 「一昨年、『美味しい寿司を食べに行こうよ』と誘ってくださり、ママも交えた、ゆったりとしたひとときが忘れられません。『ヨッコも俺も、未だに現役で仕事しているって、凄い事だよ』」。

 「去年3月のパーティーは、私がまだ頸椎の手術から日が浅く、結局、間際に欠席の電話をせざるを得なかった。『そうか~、来れないのか』とほんとうにガッカリした様子の梅ちゃんに、ただただ申し訳なかった。『今度、必ず真鶴に遊びに行くからね』と約束しながら、果たせなかった事が、心苦しくて、つらくて・・・。またひとり、大切な仲間が先に逝ってしまった。寂しいよ。梅ちゃん。どうぞ安らかにお眠りください」

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