梅宮さん、ロバート秋山へ「俺が死んでもやってくれよ」懐深く対応していた…
映画「不良番長」シリーズや「仁義なき戦い」シリーズなどで人気を博し、「辰兄(たつにい)」「辰ちゃん」の愛称で親しまれた俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため死去した。81歳だった。
任侠ものなどで圧倒的な存在感を示した梅宮さんだが、晩年はバラエティーでも活躍し、若い世代にも認知度は抜群だった。
特に、ロバートの秋山竜次が行った「体モノマネ」は話題に。梅宮さんはこのモノマネにも懐深く対応していた。デイリースポーツ17年4月30日の記事では、2人が共演した様子が報じられている。
秋山の地元である北九州市内でのイベントで、秋山は梅宮さん本人の前で「体モノマネ」を披露。梅宮さんはこれを見て「(当初は内心)すごく心配だった。やったけど全然受けなかったというと、俺の恥にもなるし」と心配していたことを明かしたが「でも今はコマーシャルにもしっかり出られるようになったから、俺としては拍手してます」と、秋山の芸を称えた。
梅宮さんは秋山へ「日焼けサロンはダメだよ。太陽で焼いて下さいね」とアドバイスも送り「どうせなら長く続けて、俺が死んでもやってくれよ」との言葉を残していた。