ルミ子、沢尻のカメラ前謝罪なしに苦言「本当に反省の気持ちあるならば」

 歌手の小柳ルミ子(67)が6日夜から7日未明にかけてブログを2度更新。麻薬取締法違反の罪で起訴された女優の沢尻エリカ被告(33)が6日、勾留先の警視庁東京湾岸署からの保釈時、報道陣の前で謝罪しなかったことに苦言を呈した。

 小柳は、6日のブログで沢尻の対応について「私は、正面から堂々と出て来て、心の底からの謝罪の言葉を聞きたかった」と残念がった。沢尻の胸の内を「憔悴(しょうすい)し切っているのだろう。カメラが怖いのだろう。世間に顔向け出来ないのだろう」と思いつつ、撮り直しを強いられた大河ドラマのスタッフ・キャストを気遣い「皆さんの怒り、苦しみを思うと、かわいそうでかわいそうで胸が張り裂けそうです。どれだけ辛くても、自分が引き起こしたこと。本当に反省の気持ちがあるのならば、カメラの前で示して欲しかった」と“けじめ”の正面謝罪がなかったことを疑問視した。

 7日のブログでは86歳で他界した母の厳しさを回想。子供のころは大嫌いだったというが、「社会に出てあの厳しいしつけこそが本当の愛情だったと知った」と尊敬の念を明かし、母からは常に「芸能人だからって、売れたからって、偉いわけじゃないんだからね。勘違いしなさんなよ!芸能人である前に、社会人なんだから、皆と一緒なんだからね」と言われていたとした。

 小柳は「もし母なら、今回の沢尻被告の保釈のとき何と言っただろう」と想像し、「おそらく…『迷惑お掛けした皆さんに、ファンの皆に、ちゃんと謝りなさい!!!甘えるのもいい加減にしなさい!!!問題から逃げるような子に育てた覚えはない!!!』ときつく叱っただろうな」とした。

 そして、「釈放された時こそチャンスだったと思う。彼女によって苦労を強いられた大勢の方々の怒りを少し緩和出来るチャンスだったと。謝罪、お礼、感謝の意は1分でも1秒でも早い方が良い」としつつ、「エリカちゃん、ピンチの時こそチャンスだよ!薬の力を借りなくたって真面目に頑張ってれば楽しいことはたくさんある。まだまだ若いのだからやり直すチャンスは幾らでもある」と更生を期待した。

 保釈の際、湾岸書で姿を見せず、車で去った沢尻被告は、所属事務所のホームページに「謝罪文」を掲載。署から医療機関に向かったと明かし、今後は薬物を断つと誓った。

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