木内みどりさん 最近まで精力的に仕事、公開中の映画出演…「信じがたい」と関係者
女優の木内みどりさんが18日に急性心臓死で亡くなったことが21日、分かった。69歳。ツイッターで発表された。木内さんは現在公開中の映画、「夕陽のあと」(越川道夫監督)に出演するなど、精力的に仕事をこなしていた。同作の関係者は「信じがたい気持ち」と悼んだ。
木内さんは同作で、7歳になる里子の豊和(とわ)の祖母・日野ミエ役として出演。関係者によると、鹿児島県長島町での撮影時や公開時のプロモーションにも積極的に加わったという。
長島での撮影時において関係者は「役作りのみならず、島に暮らすご家族と仲良くなり、三日三晩をともにしたり、1人で車を運転して町中を動き回ったり」と年齢を感じさせない元気ぶりだったという。
関係者は「制作、配給、宣伝スタッフも、思いがけない知らせを受け、まだ信じがたい気持ちでいますが、生前の木内さんの映画に対する真摯な姿勢や分け隔てのない人に対する接し方を思い返しながら、これからの仕事に力を尽くしていきたいと考えています」と故人をしのんだ。
