沢尻エリカ容疑者 尿鑑定「シロ」だった 違法薬物の成分検出されず
NHKは20日、東京・渋谷区の同局で、定例総局長会見を実施した。木田幸紀放送総局長は、来年1月5日スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」に、後に織田信長の妻となる帰蝶役での出演が決まっていた女優・沢尻エリカ容疑者(33)が、16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことに言及。今後は、大河ドラマなどに出演する俳優に対する“身体検査”を強化する考えを明かした。
沢尻容疑者について、警視庁組織犯罪対策5課は20日、尿鑑定の結果は陰性で、MDMAなど違法薬物の成分は検出されなかったと明らかにした。
組対5課によると、MDMAの成分は大半が使用から2、3日で体外に排出されるという。逮捕した16日に任意で採尿し、警視庁の科学捜査研究所で鑑定していた。これまでの取り調べにMDMA使用は認めている。同課は押収した携帯電話を解析し入手ルートを捜査している。