M-1 今年も笑神籤採用 様々意見の中…審査員は上沼、松本、巨人継続
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2019」決勝(12月22日、ABCテレビ・テレビ朝日系で生放送)の概要が20日、発表された。審査員は昨年に続き、オール巨人、上沼恵美子、松本人志が務めることが決定(ほかの審査員は後日発表)。司会は今田耕司と上戸彩が務める。
巨人と上沼は2007年大会から7回目、松本は01年の第1回以来、13回目の審査員。過去最高5040組が令和初&15代目のチャンピオンを目指す。
また、2017年から実施している「笑神籤(えみくじ)」を今年も採用することを発表。ネタ順をあらかじめ決めず、その都度神社にあるおみくじのような入れ物から各グループ名が書かれた棒を取り出し、名前が書かれていたグループが登場し、満載を披露するもの。各組とも直前まで自分の出番が分からず、ドキドキで順番を待った。
お笑いイベントの常として、観衆が“温まっていない”トップバッターが不利であるとされている。また、採点する側も最初に高得点をつけてしまうと、相対的に後から出てくる組との差がつけにくくなるという面もある。
M-1の笑神籤を巡っては、出場者から「おちおちトイレにも行けない」という声があがる一方、くじで名前が出た瞬間、「なんかチーム感が生まれる。今までにない精神状態」などと様々な声が上がっていた。