橋下氏 「桜を見る会」は「政府の行事を使った政治資金パーティー」と批判

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が16日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」に出演し、首相が主催する「桜を見る会」について「これは政府の行事を使った政治資金パーティー。安倍さんは猛省してもらわないと」と批判した。

 1万数千人が招待され、公費が使われているという同会に橋下氏は「政府与党が一体の中で政治と行政がごちゃ混ぜになっている。日本のあしき例。これは政治資金パーティーです。だから会費を取ってやればよかったのだけど、与党と政府が一体になっている中で、何となく日本政府の行事を使いながら政治家が政治資金パーティーをやったっていう形です」と指摘した。

 さらに「飲食はいらないじゃないですか」と、招待客をもてなすさまざまな料理が出ることも問題視。「桜を見ながら懇親するのはいいですけど。日本の財政、ここまで厳しいと言われているんだから、それくらいはケジメをつけてくれないと」とした。また、招待人数が年々増加し、1万数千人に膨れあがっているということにも「会の目的がよく分からなくなっている」と存在を疑問視した。

 同会には芸能人も多数招待されており、参加者は一緒に写真を撮ってもいる。財産上の利益に当たり、寄付行為にあたるのではという指摘については「建前としては、行政がやったことだから政治上利益には当たらない。でも政治家が芸能人を呼んでパーティーをやったらアウトです。だから政治と行政を区分けして、後援会を広く呼ぶのは政治パーティーだと区分けして、懇親をするならしつらえ、選ぶ人を決めて、飲食なしでしないと。だから安倍さんはこれを猛省してもらわないとダメ」と口角泡を飛ばし、まくしたてた。

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