タレントのデーブ・スペクターが３日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」で、英検１級の合格証を披露した。

　番組では、英語の民間試験導入で「身の丈に合わせて」などと発言した萩生田光一文科大臣の騒動について特集。結果的に英語の民間試験導入は延期と発表された。英語の民間試験は試験会場が大都市圏を中心に限られることや、検定費用が高額なものもあることなど、受験生の間で不公平が生じることも指摘されていた。

　これにデーブは「英検に関しては話す資格あって」と切り出し「英検１級資格、合格しました」と合格証を見せた。デーブは番組企画で９８年に受験。「いい試験なんです。難しいです。受験目的でやってるのは承知してますがよく出来てて」と英検を評価。

　英検は、他の民間英語試験に比べ、比較的検定料が安く、実施会場も全国約２３０都市、４００会場と数が多い。「ただ、時代としてコミュニケーション教えてないから、他の民間試験のいいものを取り入れて改善すべき。そうしたら、まんべんなく受けられる」と語っていた。