被災家屋、片づける前に写真撮影を…「罹災証明書の申請に必要」とSNS上で

 台風19号の通過に伴う猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川や東京都の多摩川など各地の河川で堤防の決壊や氾濫が相次いだほか、土砂災害が起き、多くの死傷者が出た。SNS上では、自宅などの片づけをする前に、罹災証明署の発行手続きのために「写真を撮影しておきましょう」との投稿が目立った。

 罹災証明書とは、内閣府のホームページによると「災害により被災した住家の『被害の程度』を市町村長が証明するもの。この証明書は、被災者生活再建支援金の支給、住宅の応急修理など様々な被災者支援策を受ける際に必要となります」としている。

 ジャーナリストの江川紹子氏は「台風で被災 片づけ前に『り災証明書』申請のための写真撮影を」との記事を引用して紹介。また、昨年の台風21号の被害にあったという人物は「落下した屋根瓦の惨状、屋根の被災部分の拡大写真など、大量に写真があっても邪魔になりません。罹災証明書発行に大いに役立ちました」と投稿している。ほかの投稿者も、「片づける前に写真を撮りましょう。罹災証明書の申請の際に必要になります」としている。

 昨年の台風21号の被災地である大阪市のホームページでは、「自己判定方式による申請」の際に「必要な物」として、「被害の状況が分かる写真」を項目のひとつに並べている。

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