山口真帆と私的“つながり”主張 被告男性が証言変更…AKS側弁護士明かす

 AKB48グループの運営会社・AKSが、昨年12月にNGT48の元メンバーで女優の山口真帆(24)への暴行容疑で逮捕され、不起訴となった男性2人に対して損害賠償を求めた訴訟の進行協議が20日、新潟地裁で行われた。AKS側の代理人である遠藤和宏弁護士は報道陣の取材に応じ、被告男性の1人が、山口と私的な“つながり”があったと主張していることを明らかにした。

 被告男性の主張が一転した。遠藤弁護士によると、被告側から提出された準備書面には、「被告の1人と山口さんの関係性における経緯、『顔をつかむ』というような暴行はしていなかったという主張、被告の言動と原告の損害には因果関係がなかったとの主張」が記されていたという。

 被告側の主張の変遷について、遠藤弁護士は「(山口の)部屋番号を知った経緯について、被告の1人は、相当前にメンバー何人かから聞いたと言っていたが、今回はそれとはまったく異なる陳述をしている」と説明。3月に発表された第三者委員会の報告書でも、男性が山口の顔を押さえるなどしたとされていた。

 被告が主張した山口との関係性については、遠藤弁護士は「詳細は準備書面をご覧いただきたい」と明言は避けたが、私的な関係を裏付ける陳述かと問われると、「そういうようなことだと思います」と回答。また、被告側が山口との親しさを根拠に、暴行を否定しているのかとの問いに「そういう推測はできる主張」と明かした。今後、山口に対しての聞き取りは「今のところ予定はないが、機会に応じてアプローチをすることになるかもしれない」という。

 訴状によると、男性2人は、昨年12月8日に新潟市内にあった山口の自宅前で、山口の顔を押さえるなど暴行を加えた。今年1月、山口が自身のSNSなどを通じて暴行の事実を告発して以降、劇場公演の中止や広告契約の更新見送りなどが続出。加えて、メンバーの自宅警備費用など、計1億円余りの損害のうち、3000万円を請求した。

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