松本白鸚「ラ・マンチャの男」50年に「あっという間」

 歌舞伎俳優・松本白鸚(77)が6日、市川染五郎時代の1969年の日本初演から主演するミュージカル「ラ・マンチャの男」(7日初日、大阪・フェスティバルホールほか)の会見を大阪市内で行った。

 50周年の節目となった名作の初日を大阪で迎える白鸚は「ミュージカル俳優としてデビューしたのが大阪。梅田コマ劇場で55年ほど前に越路吹雪さんと『王様と私』をやった。生みの土地です」と感慨深げにコメント。

 50年前の今作の初演については「昨日のことのように思う。1作、1作、大事に一生懸命やって来たつもり。アッという間に50年経ってしまった。感無量」と思いを口にした。「今後も体の続く限りはやり続けるか」と聞かれ、8月19日に喜寿を迎えた白鸚は「そうですね。気持ちだけじゃできないから」と返した。

 大阪は12日が千秋楽。その後、宮城公演が東京エレクトロンホール宮城で同21~23日まで。愛知公演が愛知県芸術劇場で同27~29日まで。東京公演が帝国劇場で10月4~27日まで上演される。なお、10月19日の夜の部で通算上演1300回を迎える予定。

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