東山紀之「ユー、やっちゃいなよ」で人生が一瞬で変わった 自分たちが「第2幕」を
7月9日に87歳で亡くなったジャニーズ事務所社長、ジャニー喜多川さんの「お別れの会」が4日、東京ドームで行われた。近藤真彦、東山紀之、木村拓哉ら所属タレントや、郷ひろみ、舘ひろし、和田アキ子、武田鉄矢ら多数の芸能関係者が参列した。
冒頭で、東山紀之がナレーションを担当した約8分間のVTRが流された。ジャニーズ勢の過去のライブ映像から、3年前に撮影されたというジャニーさんが誕生日に、近藤真彦や中居正広らに祝福される、超貴重なプライベートショットも公開された。東山がジャニーさんの生き様を紹介した。
【ナレーションは以下】
「ジャニー喜多川、享年87歳。もっとも多くのナンバーワンアーティストを生み出した男。ジャニーズ。そこに集うタレント、スタッフに愛され続けたジャニーさん。その愛の原点もまた、ジャニーさんでした。数々のスターを生み出し、たくさんのお客さんを笑顔にする、日本のエンターテインメントにおける1つの時代を築いてきました。
『ユー、やっちゃいなよ』。その一言で人生が一瞬で変わる、そんな経験をしたジャニーさんの子どもたちが、お客さんを笑顔にする。そのお客さんの喜ぶ顔を、力に変えて、ジャニーさんはまた新たなスターを生み出し、昭和、平成、令和へと、時代をつないできました。
人のために生きた人生、ジャニーさん、あなたは幸せだったでしょうか?僕たちは理想の子どもたちでいられたでしょうか?そんな言葉を投げかけて、ジャニーさんと話がしてみたいです。その生涯を通じ、ジャニーズに命をかけた男の物語。今、その第1幕が幕を下ろしました。これからはジャニーさんの思いを胸に、ジャニーズ事務所のタレント、スタッフ一丸となって、ジャニーさんが思い描いた世界の続きを、第2幕としてお見せしていきたいと思います。
ジャニーさん、ありがとう」