風間杜夫と大竹まこと 赤貧共同生活を告白「猫の方がぜいたく。うらやましかった」

 俳優の風間杜夫(70)と大竹まこと(70)が3日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、若き日の赤貧洗うがごとき共同生活を明かした。

 風間は「(俳優小劇場)養成所が同期で、一度、劇団を結成して。表現劇場っていう劇団」と、二人の関係を説明。表現劇場には風間、大竹、大竹とシティボーイズを結成する斉木しげるときたろうがおり、番組では1972年に福田善之の「真田風雲録」を稽古する若き4人の写真が紹介された。

 22歳から風間、大竹、斉木の3人で共同生活。食生活を「僕は家(実家)が近かったもので、こっそりと米だけを(持ち出した)。まことが研いでくれた。あったかいご飯にマヨネーズとしょうゆを。おいしかった」(風間)、「ホントにおいしかった。友達来た時に振る舞ったくらい」(大竹)、「ちょっとぜいたくにしたい時は、ノリの断ちクズっていうのを売ってるんですよ、100円ぐらいで。それをふりかけて」(風間)、「横で斉木の飼ってた猫が缶詰食ってて、あっちの方が全然うらやましかったんだ。マグロのフレークの缶詰食ってて」(大竹)、「猫の方がぜいたくなんだ」(風間)と振り返った。

 当時は「役者を名乗ってはいるんですけど仕事なくて。朝から夕方までマージャンしかやることがなかった」(大竹)というありさまで、「築地の河岸(かし)でバイトしていた」(風間)、「ヒモ…バイトじゃないですけど、そういうようなこと(ヒモ)も」(大竹)と、アルバイトで糊口(ここう)をしのぐ日々。

 テレビ朝日の大道具でアルバイトをしていた大竹が「余ってる(ケータリングの)弁当があるんですよ。それを部屋に持って帰って、こいつと斉木しげるが子供みたいに口を開けて待っている」という、心温まるエピソードも披露していた。

 風間は「お互いスーツ姿でテレビに出るなんて立派になったなあって、お互い褒め合った」と吐露していた。

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