あおり男「危険な運転していない」驚きの供述…借りた車には複数の傷

 茨城県守谷市の常磐自動車道で起きた、あおり運転殴打事件で、傷害容疑で逮捕された宮崎文夫容疑者(43)が「危険な運転をしているつもりはない」と供述していることが19日、分かった。

 茨城県警は宮崎容疑者を同日未明に取手署に移送。取り調べに対し宮崎容疑者は「殴ったことは間違いない」と容疑を認め、被害者の車を停止させた後に「車をぶつけられたので殴った」と供述したが、あおり運転については、否定した。

 一方、捜査関係者などへの取材で、使用した車に複数の傷が付いていたことが分かった。事件まで数キロにわたり、急な車線変更や減速を繰り返していたことが分かった。県警は借りた車で乱暴な運転を繰り返していたとみて、被害者のドライブレコーダーの映像を解析、暴行などの容疑に該当するかどうか捜査している。

 捜査関係者や横浜市のディーラーによると、宮崎容疑者に7月21日、海外の高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を貸し出した。3日間の期限だったが、容疑者側から同25日や8月3日に「返却に行けない」などと連絡があり延びていた。

 殴打事件は8月10日に発生し、車が返却されたのは翌11日。ディーラー側で状態を確認したところ、後部のバンパーにへこみがあり、右のサイドバンパーにも擦り傷のような跡があった。

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