くまだまさしも復帰 温かい拍手に「やりづらく…」と恐縮 2700は闇営業ネタ

 反社会的勢力から金銭を受け取っていたとして、6月24日付で所属事務所の吉本興業から謹慎処分を受けていたタレント・くまだまさし(46)が19日、東京・新宿の専用劇場で行われた「ルミネtheよしもと夏休み大ネタ祭」に出演。復帰を果たした。この日は正午からの同舞台で2700のツネ(36)と八十島(35)が“謹慎芸人”では一番手で復帰。くまだも午後2時からの部で続いた。

 「14時の部」のトップバッターを務めたくまだは、謹慎後とは思えないほど勢いよく登場した。観客の拍手の大きさに「ちょっと温かすぎてやりづらくなってきました」と笑いを誘い、感謝した。その後はサングラスを上下に動かす十八番のネタを披露。「本日謹慎の方が解けました。まだまだ若手の23年目、くまだまさしです」と改めて自己紹介した。

 その後は冷静になり、「このたびは例の一連の件におきまして、世間の皆さま、関係者の皆さま、大変ご迷惑をおかけしました。そして何よりも今まで詐欺被害に遭われた方、不快に思われた方、申し訳ありませんでした」と謝罪。続けて「今日8月19日から謹慎が解けましたけど、これから1カ月先、半年先、1年先、自分のできる限り啓蒙活動の方、やっていきたいと思っております。とにかくずっと反省の気持ちを忘れずに、皆さまに笑っていただけるように、信頼していただけるように、これからも頑張っていきたい」と反省の意を示した。

 観客に謝罪した後は、一度退場し、再び登場。仕切り直して10分ほどの出番だったが、観客に自身のポスターや小道具をプレゼントするサービスをしたり、風船や、クラッカーを使ったネタをしたりと謹慎前と変わらぬネタで、客席は大笑いだった。

 謹慎芸人としては1番手で復帰した2700は、謝罪すると共に、闇営業ネタを早速披露し、笑いに変えていた。

 くまだら吉本の謹慎芸人11人は謹慎後7月末から清掃ボランティアなど社会貢献活動を行ってきたが、今後も詐欺被害防止のための啓蒙活動などを行っていくという。なお、宮迫博之(49)、田村亮(47)は処分の状態が続いている。

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