「浜崎さんは本当に幸せだったと…」 自伝的小説著者が明かす出版の経緯

 歌手・浜崎あゆみのインタビューに基づいた小説「M 愛すべき人がいて」(幻冬舎刊)の著者であるノンフィクションライターの小松成美氏が1日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、この本が出版される経緯などを明かした。

 小松氏は浜崎が昨年デビュー20周年の節目を迎えたことから「平成から新しい時代に入るにあたり、これからも歌い続ける、ステージに立ち続ける覚悟、その表明を何かの形でしたいと思った。それを浜崎さん、松浦さんで話し合っていく中で、過去の思い出を知って頂くことで決意を知って頂けたらと思ったそうです」と説明。

 インタビューでは浜崎も松浦氏も「淡々と過去を丁寧に思い出して穏やかに笑いながら」だったというが、特に浜崎は「当時の恋心、誰にも語れなかった思いを語る浜崎さんは本当に少女のようだった」と振り返った。

 小説の中では、松浦氏を思って書いた曲もあったと明かされているが、当時はもちろん松浦氏にそのことは告げていない。小松氏は「内緒なんですけれど、心の中ではラブレターですと言って、渡していたそうです。本当に切ない恋の物語。自分の会社の重役であり自分を導いてくれるプロデューサー、日本を揺るがすような音楽プロデューサーの彼に恋心など抱いてはいけないと幼い彼女は思っているわけですよね」と10代の頃の浜崎の思いを代弁した。

 そして最後に「誰にも言えない、誰かに告げたり、表を手をつないでデートもできない、結婚したいと思っても叶わない。でも本当に幸せだったと仰ってました」と浜崎の言葉を伝えていた。

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