小籔「僕は新喜劇」 騒動語らずは座員、スタッフへの思い「潰れたら胸ぐらつかまれ…」
お笑い芸人の小籔千豊が30日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、吉本問題に言及。小籔は吉本新喜劇を主な活動の場としていることから、騒動にコメントすることで新喜劇にヒビが入ったり、大先輩に文句を言われたりすることが「怖かった」と正直な気持ちを語った。
多くの吉本芸人達がテレビやSNSで意見を表明していることから、小籔自身にもコメントを求める声が上がっていたというが「僕は吉本新喜劇というところにいまして、東京で売れてるビッグタレントさんはビッグ事務所に移籍できる、漫才師の方もセンターマイクがあればできるので、どこかしらに移籍されてもご飯食べていけるが、新喜劇はNGKがあって音響さん、照明さん、道具さん、衣装さん…(多くのスタッフが)協力してくださって出来ているお笑いなので」と、吉本にあってこそのタレントであると説明。
多くの座員、スタッフがいることから、小籔が発言することで「そのコメントで吉本にヒビ入る、NGKお客さん入らへん、吉本新喜劇潰れた、となった時に(島田)一の介兄さん、(浅香)あき恵姉さんとか、移籍できなさそうなベテランに胸ぐら掴まれて『お前が変なこと言うて飯食われへん』とか、(池乃)めだかさんに『お前しょうもないこと言って新喜劇ヒビ入った、どうするんじゃ』と言われるのが怖かった」と、ジョークも交えつつ、新喜劇座員という立場からの率直な気持ちを語った。
「新喜劇だけはなんとなく存続していただいて」との思いも吐露。もちろん、新喜劇だけではなく他の芸人についても「七夕に下の子らが早く復帰できますようにとは書きました」と、謹慎処分中の若手の早期復帰を短冊に書いたことも明かしていた。