宮迫&亮ともに引退否定 涙で相方に感謝と謝罪 今後明言せずも…

 大規模詐欺グループなど反社会的勢力からの金銭授受等のため19日付で吉本興業からマネジメント契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が20日、謹慎処分中のロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)と都内で緊急記者会見を開いた。二人は相方に対する思いを吐露し、涙ながらに感謝と謝罪を繰り返した。引退は否定したが今後の活動については明言しなかった。

 壮大な“クーデター会見”でも、相方への思いを問われると二人は顔をクシャクシャにし、涙が止まらなかった。

 亮はこの日、会見開催の発表前から相方の田村淳(45)に電話連絡。連絡がついたのは発表後だったとし、「『事前に相談してほしかった』と言われたけど、『お前が正直なことを言うことは応援する。俺はコンビ解散と思ってないからな』とも言われた」と明かした。

 その上で「正直、記者会見をする判断をしたときは、コンビ別れと言われても仕方ないと思ってました」とさらに涙。「今後どうこうというより、今は(淳の)気持ちがありがたい。先のことは分からない」と、活動についての明言は避けた。

 宮迫は相方の蛍原徹(51)に対して「誰よりも一緒にいて、親より子供より長い時間一緒に過ごしてる。何度も何度も頭を下げてくれている。これだけ迷惑をかけているにも関わらず、僕の意見は立ててくれる。僕の方から、コンビを続けたいとかは言えません。蛍原さんの意見に従います」と話した。

 蛍原は、宮迫の契約解消を告げられた18日にも解散の意志は示さず。宮迫の電話に「こっちのことは大丈夫やから」とだけ答え、宮迫を責めるような言葉はなかったという。

 今後についても質問が飛んだが、ともに芸能界からの引退は否定した。

 宮迫は「引退するのはしかるべきだと認識していますし、契約解除されたことに異論はない」としつつ、「30年間やってきて、僕ができることはこの世界で学んだことしかない。僕のような者でも、何かお役に立てることがあるかもしれないので、引退ということは考えられません」とキッパリ。亮も「自分で何をするかとか今後、決めていくことになるので、引退は考えてない」とした。

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