【一問一答1】宮迫 反社つながり「ないです。全く知らない」

 大規模詐欺グループなど反社会的勢力からの金銭授受等のため19日付で吉本興業からマネジメント契約を解消された「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が20日、謹慎処分中の「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)と、吉本を介さず自ら都内で緊急記者会見を行った。詐欺被害者らに謝罪する一方で「会見を開かせてもらえなかった」などと同社の対応を批判。岡本昭彦社長(53)の名も挙げつつ、さながら“暴露大会”の様相を呈した。以下、会見一問一答その1。

  ◇  ◇

 -経緯の説明を

 宮迫「最初に『フライデー』の直撃を受けた後、入江君にほかの(パーティー出席)メンバーにも『(ギャラは)もらってないということで言うといてくれ』と指示を出しました。そこから2日たち、入江君から電話があり『解雇された』と。さらに『フライデー』が発売された次の日、亮くんから『お金のこと言いましょう』と。2人で会社に行きました。それが6月8日。金を貰ったと会社が発表するのはその後の24日です。怖くて仕方有りませんでした。8日からずっと、会社からは『静観でいきましょう』と言われました。

 24日の夜に会社に全員呼ばれ『全員謹慎です』と告げられました。そのとき亮くんが『記者会見をやらせて下さい』と声をあげてくれました。それで、岡本社長が『弁護士、社員、すべて外に出ろ』と。まず最初におっしゃったのは、『おまえらテープまわしてないやろな』と。それで『亮、お前1人で辞めて会見したらいいわ。そうしたら、全員連帯責任でクビにする。それでもええんやったら会見しろ。おれにはおまえら全員クビにする力があるんや』と。全員何も言えなくなりました。7月8日にぼくと亮君が会社に行き、そこで初めて『ぼくが全責任を負い、引退するんで、謝罪をさせてくれ』と岡本社長にたのみました。それで「謝罪会見はさせてやる」と。でも、不信感がぬぐいきれなかったので、ぼくたちは弁護士をつけました。そして2日前、ぼくたちの弁護士さんのところに、ぼくと亮くん2人の引退会見、2人との契約解除どちらかを選んでください、という書面が送られてきました。ぼくと亮くんは岡本社長と話そうと本社にいきましたが、来たのは弁護士さん2人だけ。そして『決定はゆるぎません。記者会見をやるなら明日の12時。2時間後からこちらの考えているQ&Aを練習していただきます。引退会見するならもどってきてください』と。そこで亮くんと話し、そうなるくらいなら会社を辞めて自分たちで、と判断しました。

 -反社会勢力とのつながりはあったのか

 宮迫「ないです。全く知らないです。(『フライデー』に掲載された金塊強奪犯の)入れ墨も気付きませんでした。トイレに行き、出てきたところを『写真撮ってくれ』と頼まれただけ。一緒だった同級生が、当時の店長さんを捜してくれて『お金の授与なんてまったくありません。証言してもいいです』と言ってくれてます」

 -(入江の闇営業で)100万円をもらった記憶はないと言っていたが

 宮迫「これは自分の金銭感覚の認識がおかしいんだと思います。入江君におつりをもらったのも泥酔していて気付いていませんでした」

 -吉本からの、会見NG引退NGの理由は

 宮迫「弁護士さんに『会見の成功はない。ほぼ失敗で傷口を広げるだけ』と言われた。引退については岡本社長の『こんなことで引退させない』という意味だと思います」

 亮「会見ダメということは正直、僕は納得いかなかった。われわれが弁護士を付けたことを上層部は悲しがっている、ファミリーだからと言っていました。ファミリーだとするならば僕は子供。子供が謝るのを止めるのは親ではない。謝る背中を押してほしかった」

 -亮さんの処分は

 亮「僕は2日前に宮迫さんとQ&Aの練習に行っていないので、契約解除されていると思っていました。個人的には解除していただきたいと思っている」

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