小倉智昭 暴力団関係者は「見た目だけでは判断できない」
キャスターの小倉智昭が1日、フジテレビ系「とくダネ!」で、芸人の闇営業問題について言及。吉本の芸人たちがこぞって事務所と契約を結んでいないと話していることに「ならばテレビ局と吉本はどういう形の契約をするんですかね?」と疑問を投げかけた。
番組では、スリムクラブらへ“闇営業”を行ったものまね芸人・バンドー太郎の会見を放送。「知り合いの建設会社社長から実の兄の誕生日パーティーとして依頼された」と説明したが、結果的にそこには指定暴力団幹部が出席していた。バンドーはスリムクラブや2700へ「御迷惑をかけた」と謝罪した。
この一連のVTRを見た小倉は「見た目だけでは判断できない」と、暴力団関係者と一般の人との見た目の区別は難しいとコメント。
また、吉本所属芸人たちが事務所と契約書を交わしていないとメディアで語っていることに「吉本のタレントさんとテレビ局は必ず番組をやらせるにあたって、契約をするはずなんですね。事務所の人も来ると思うんですが、タレントと事務所が契約してないのに、テレビ局と吉本はどういう形の契約をするんですかね?そこのところを知りたい」と首をかしげた。
更には「一本単価のギャラも知らないでタレントが仕事をするって、そういう事務所はあるし、そういう事務所、多いかもしれない」と芸能界の事務所事情も明かすと「やっぱりタレントの責任としてもおかしいし、企業の責任としてもおかしい。そういうところから直していかないといけない」と、タレントも事務所もしっかり契約内容を把握し、伝える必要があると話していた。