KANA-BOONメンバー 音信不通前日に飯田とバンドの今後など話していた【全文】

 ロックバンド「KANA-BOON」のベースの飯田(めしだ)祐馬(28)が今月5日から音信不通となり、家族から捜索願が出ていることが明らかになった件で、メンバー3人が14日、公式サイトで初めて胸中を吐露した。3人はいまだ連絡がつかないことに「心の整理がついていない」と胸中を吐露。音信不通となる前日の4日にもメンバー間で「バンドのこれからについての真面目な話や、他愛ないくだらない話をしていました。」と明かした。【以下、公式サイト全文】

メンバーより、応援していただいている皆様へ

日頃、僕達を、僕達の音楽を好きでいてくれているみなさんに、多大な心配をかけてしまったこと、とても申し訳なく思っています。

そして15日のイベントを楽しみにしてくれていたみなさん、公演中止となってしまいすみません。この日に向かっていくみなさんの気持ちと、出演を快諾してくれたゲストのみんなの気持ちを想像すると、この決断はとても心苦しいものでした。

僕達の元へも、めしだの現在の状況は届いておらず、心の整理がついていないのが正直なところです。公式の連絡とともに、メンバーからのメッセージを伝えたかったのですが、言葉にするのに時間がかかり、一夜明けてとなってしまいました。

めしだがいない中でのリリースとプロモーションもみなさんを不安にさせてしまったと思いますが、4人で完成させたものを届けるため、精一杯やらせてもらいました。リリースに至るまでの活動の中で、4人で、或いは僕とめしだの2人で行ったものもありますが、バンドの現在や未来を語った言葉達はすべて本物ですし、そこにあるめしだの笑顔は偽りないものだったと思っています。

僕達の付き合いは10年以上になりますので、仲が良いとわざわざ口にするのも面倒なほどの関係です。連絡がつかなくなる前日も、バンドのこれからについての真面目な話や、他愛ないくだらない話をしていました。

なので、事故に遭ったのではないか、なにかトラブルに巻き込まれたのではないか、という可能性も頭をよぎってしまいます。メンバーとして、友達として、とても心配です。ただただ無事を祈るばかりです。

このまま落ち込み続けていても何も変わってはくれないので、僕達は自分達がいままで作ってきた音楽を想いながら、なるべくポジティブなイメージを持って日々を過ごすことにします。難しいことは重々承知ですが、みなさんもどうか不安や悲しみにとらわれ過ぎずにいてもらえたらと願います。

今回の自主企画は中止という形をとらせてもらいましたが、それ以降、お誘いを頂いて決まっているライブがたくさんあります。なので、とにかくめしだが無事に戻ってくることを信じながら、KANA-BOONとしての活動を休止せずに続けていきたいと思っています。どういった形でライブを行うかは、またあらためてご報告させてください。

 最後に ファンのみなさん。先輩、後輩、同期のバンド仲間達。スタッフのみなさん、音楽の世界に携わるみなさん。僕達を支えてくださって、めしだを気にかけてくださって、ありがとうございます。

    KANA-BOON 谷口鮪・古賀隼斗・小泉貴裕

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